遺産相続は互いの思いやりのない家族ほど問題が多い!

相続の骨肉の争いはなぜ起きる?

古き良き時代の日本では隣組や自治会と言った、住民の相互扶助やコミュニケーションを円滑に行うための仕組みがありました。今でもそれは存在しているものの、それを煩わしく感じる家庭が増えています。そして、次第に家庭内のコミュニケーションや思いやりなどでさえも煩わしく感じるようになってきているでしょう。

それは家族における本音がモロに出ると言われる遺産相続になると、一般的に家族の一員が思いやりをもって、接さない家庭ほどトラブルが多くなって行きます。

遺産相続の時事ネタにおける事例でも、兄弟の末っ子は外でぷらぷらしていて実家に関心も寄せず、金が無くなったと思ったら無心に来る始末ということが非常に多くなっています。そして、実家の兄弟たちも末っ子に何も言わずに内輪で文句を言うばかりで、結局は被相続人である親が苦々しく思っているうちに死亡してしまうというケースも珍しくありません。

特に親に隠し資産があると分かった時のこのような兄弟たちの醜さとくれば例えようもなく、金融機関の手続きを兄弟の代表が進めていく場合は必ずと言ってよいほど骨肉の争いになって行きます。

家族間の不公平感は弁護士も解決できない

この背景には、親が兄弟の内の特定の者を依怙贔屓(えこひいき)して育てたことが非常に大きく存在していて、そのことが兄弟間の関係や親子間の関係までも悪化させる大きな要因となって行くでしょう。そのため、墓参りにも人が集まらず、親が死んでも死にきれないという状況も大変多いのです。

そのような状態では弁護士を雇って遺産相続を進めてもらっても、その後の親族間の関係は更に悪化する傾向にあって修復は出来ないと言えるでしょう。そのため、せめて遺産相続後に親族として円満な関係を回復して行くためには、親が生存している時から親を交えて将来やってくる遺産相続のために努力していかなければなりません。

親が生きているうちに関係を改善させておかないと、親自体死後にもが後悔の念を抱き続けることになります。多くの家庭ではこれが出来なかったことで、次の代までトラブルを引き継ぐこともあると言えるでしょう。