消費者金融の相続手続き

遺産相続と言うのは多くの方が一生に一度経験することになりますが、遺産は決してプラス資産ばかりではありません。つまり、死亡者の方が生前に作った借金や負債に関しても、マイナス資産と見做されて相続人に引き継がれることになるでしょう。

もちろん、相続人はマイナス資産に関して放棄することは可能ですが、同時にプラス資産も放棄せねばならないので結果的に遺産全体を放棄することになります。

実は遺産相続をする際に、死亡者が消費者金融などで生前負債を抱えていたことが発覚することもあります。この場合、相続人で金融機関の手続きの前にまず進めるべきことは、この消費者金融分を算入したすべてのマイナス資産を整理することになるでしょう。そして、プラス資産と差額を算定して遺産額が多ければ、それに対して遺産相続を進めて行きます。

一方で差額が負債の方が多かった場合は、相続人がここで遺産の放棄を判断して良いでしょう。しかし、実は消費者金融で死亡者が借り入れを行っている場合は、借り入れの時期によりますが過払い金が発生していることも珍しくありません。

よって、一般的に消費者金融を含んだ遺産相続の手続きを行っていく場合は、具体的な金融機関の手続きを含めて弁護士に全部委託して処理してもらう方が手続きも大変楽になります。仮に消費者金融について過払い金が有りますと、現在の利率で行きますと死亡者の借入金は既に返し終わっていたと言うことになるでしょう。

遺産相続に消費者金融の過払い金が絡む場合は、弁護士にはいち早くこの過払い金を処理してもらうことが適切です。それは、最後の借入金の取引から10年が経つと返還できない場合もあるからになります。中には返還金を免れるために清算していた会社もあるくらいなのです。

一般の方は消費者金融の負債というと非常に身構えることもありますが、専門家にしっかり頼んで処理をしてもらうことで非常に解決も早くなりますので決して焦らないようにしてください。